晩秋の木々


 冷え込んだ朝 

 イチョウの葉が陽に透けて輝く

 仙台の銀杏並木は今が見ごろ


 格子越しに眺めるもみじにハッとする

 この淡い紅葉はなんだろうか

 晩秋につかの間の炎をあげる。

 あの彩なる木は裸木になるも

 牧歌は変わらず

 白樺の葉もけなげに揺れている

 コロラドトウヒの強さ

 雲みだる

 「氷河期の森

 山茶花もまけてはいない。
◎この「牧歌」という「ブドウの葉を持つ少女と山羊」の彫刻は木々を見ているうちにやっとその存在に気づいたのですが、

肺ガンで56歳で亡くなった岩野勇三氏(1931-1987年)が、粘土原型を完成させてすぐに亡くなったという作品だったんですね。氏の長年温めていたモチーフなんだそうです。

・彫刻のあるまちづくりhttp://www.city.sendai.jp/kensetsu/ryokka/carvingforest/sakuhin1.html
・Kamijyo Photo Studiohttp://www.asahi-net.or.jp/~bi6m-kmjy/kamijyo/tyoukoku/tyoukoku.htm

岩野勇三作品集

岩野勇三作品集

・最近、聴いてる曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

ヴァイオリン界の女王的存在のアンネ=ゾフィー・ムターは聴けば聴くほど味わいがでてくる。
・指揮者のブレヴィンさんとご夫婦でしたか。なるほど(加藤幸弘さんのクラシックサイト)
 http://homepage1.nifty.com/classicalcd/cdreviews/2004-2/2004110301.htm
・「An die Musik」より http://www.kapelle.jp/classic/cd_memo/tchaikovsky_vkon_mutter.html