2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

喪 H.S君を偲ぶ

(阿弥陀三尊石塔婆 光遍く照らす)君は、焦げつく夏の大地に歴史を掘りつづけ 土凍てつく風強き冬にも優しい笑顔を魅せた仲良き仲間に 予期せぬ危機が来て..苦労を共にしたH.S君が お亡くなりになった。ご恩に深く感謝して、ご冥福を祈念す。

基準値超放射性セシウム

長年、愛読している河北新報にこのごろ小さく載る「放射性セシウム基準値超検出」の記事が続くのが気になる。なぜ今頃めだってくるのか。 (河北新報より切り貼り)

過去に学ぶ防災─日本文化財科学会

(松本秀明氏の発表) 仙台市の東北大学川内萩ホールで行われた「過去に学ぶ防災─文化遺産と科学」(日本文化財科学会)は、参加者はあまり多くなかったのは残念であったが、各発表は東日本大震災後の防災に役立つ学問を示した有意義な大会であった。 個人的に…

「東日本大震災と民俗芸能」のお薦め情報

●三陸復興カレンダー 三陸復興カレンダー2013(SAVE IWATE(セーブ イワテ))が発行されました。 昨年にも増して素晴らしいです! 岩手の豊かな民俗(郷土)芸能が震災からの復興の心の支えになっていることがよくわかります。 鹿子踊りのお子さんの笑顔を表…

釜石まつり2012─曳き船祭・虎舞F

(東前 七福神) 曳き船まつり 晴天の海 鎮魂と感謝の祭り 虎舞フェスティバル会場(東前) 屋台の後ろの建物は津波の痕が痛々しい。 虎舞フェスはこどもたちからはじまる 佐比代虎舞(青森県八戸) こどもたちがカミのように虎をならす明るい虎舞 虎にかん…

野蒜築港跡の今

東松島市浜市付近 東松島市史跡野蒜築港跡(野蒜築港中央公園跡)標柱 合掌「野蒜築港については、きちんとした研究の蓄積がなく、いまなお幻のヴェールに包まれている感がある。(中略)じつはこのたびの東日本大震災によって、野蒜築港にかかわる、わずかに…

災害の考古学─仙台の遺跡から(地底の森ミュージアム)

(869年貞観大地震に襲われた多賀城南北大路付近 イメージ画) 流光が昼のように空を多い照らした その直後、人民は叫び呼び、伏して起き上がることもできない あるいは家屋が倒れて、その下で圧死したり、 あるいは地面が裂けて、その中に埋まって死んでし…

3.11から1年7ヵ月の日に読んでいる本

「忘れそうな心」にくさびを打ち込む本。 この1年7ヵ月とはなんだったのか、これからどうするのがベストか。このことを考えるために今読みつつある二冊の有益な本を紹介します。 津波のまちに生きて 父母の思い出の話からはじまる川島秀一さん(3.11当時気仙…

上町法印神楽─まめからさん

(上町法印神楽 稲荷神の御前で奉納の舞) 登米市豊里、稲荷神社祭典“まめからさん”に上町法印神楽を久しぶりに観る。 今年は東日本大震災で痛んだ社殿の修復が成り、そのお祝いを込めた祭典とのこと。 旧北上川をはさんで寺崎、上町という法印神楽の雄が在る…

みちのくYOSAKOI2012開幕

仙台・みちのくYOSAKOI開幕! あの南三陸の御贔屓、海童いしゃり 新曲で登場

蝦夷竜胆

エゾリンドウの花咲く。氷河期の森にて

「追悼 細野修一原画展」終幕迫る

「縄文家族」の表情が素敵です わたしの好きな細野修一さんの絵「縄文家族」(私的命名 「動物デザイン考古学」展 地底の森ミュージアム)イラストレイター故細野修一さんの原画展の終幕が近い(地底の森ミュージアム10月4日まで)。絵本『跡 大地の思い出』の原…