2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2011年マイベスト

本 『つなみ 被災地のこども80人の作文集』 文藝春秋増刊「つなみ 被災地のこども80人の作文集」 2011年 8月号 本屋さんで立ち読みして、“泣けてくる”と買った剛の者に勧められて、わたしも泣けてきた本。三陸海岸大津波 (文春文庫)作者: 吉村昭出版社/メ…

忘れまい2011年─大晦日三陸行・紅白

(宮城県気仙沼市鹿折唐桑駅付近 111231) 大晦日の気仙沼市 凍りついた大地にいまだ大型船がおりました。 忘れ得ぬ光景 有名になった場所で負の遺産として残そうとする動きもあるようですが 行ってよかったと思います。 自動車が船の下にぐしゃにつぶれて挟…

忘れない3.11─山田町(岩手県)・南三陸町(宮城県)

道の駅やまだ(岩手県山田町船越)に「三陸復興」の旗(111231) 印象に残る字はダウン症に負けずにすごい書を書く金沢翔子さんのものか。 「東日本大震災 私たちはあの日を忘れない」の掲示。 「フレーフレー山田 ―忘れないための映像記録―」 | お知らせ | …

雄勝大浜石峰山石神社に復興祈願

巨岩を掴み、天に伸びる欅。 石神社 (石峰山) 石峰山 津波で被災した麓の葉山神社、ご支援を。 ここは、雄勝にとって由緒の地(祖王神社説明板) 祖王の墓所(王子御墓所)と海 石峰山と雄勝の景観(グーグルアースより)

忘れない2011年─荒浜津波慰霊塔から

朝、仙台市荒浜の荘厳な空と海、供養塔「東日本大震災慰霊之塔」に合掌し、 3.11と犠牲になった人々を忘れないことを誓う。 (深沼海水浴場付近111230) (グーグルアースより)

大震災の年のイブ

(仙台市勾当台にて) 災後のクリスマスイブ

お勧め1─震災復興と無形文化─現地からの報告と提言

1 被災した東北太平洋岸の人々が、伝統芸能の復活とともに復興する姿を紹介した阿部武司さんの報告に心打たれました。震災前から精力的に東北の民俗芸能を取材し、生活者であり、芸能者である人々の心を知る氏ならではの報告。 また、荒浜で職務質問を受け…

石巻市雄勝の今─新山神社で復興祈願

新山神社(左手の雄勝小学校の隣)に合掌し、復興を祈りました。 大きな地図で見る (ストリートビューより) あの日の思い出 にぎわいの街が壊滅し、いまだ・・・ 2008-10-23 大津波で被災した葉山神社 宮司様 大変お世話になり有難うございました。 中央下部が…

震災を超えて、よいお年を─釣石神社にて

東日本大震災に落ちないすごい石の神 夫婦石 周辺は大津波で大きな被害を受けたままでした・・ (グーグルアースより) (釣石神社由来) ◎釣石神社(石巻市北上町十三浜) http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:9Vf95TKlW3gJ:www.asahi.com/edu/…

太白山の今

闇雲 去りて 白雲青空に 仙台市太白区の名前の起こり 霊山 太白山 (「磐座」の周りはが崩落した岩!) 東日本大震災で崩れ、復旧復興を待つ。 (「石の語り部」Gさんと巨石) http://www.stks.city.sendai.jp/sgks/WebPages/taihakuku/40/40-02.htm

仙台初積雪

(仙台市縄文の森広場にて) 仙台は、ぐんと冷えて、初の積雪となりました。 縄文文化起源論の再構築作者: 谷口康浩出版社/メーカー: 同成社発売日: 2011/12/15メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る「「縄文草創期」の年代観を大…

師走の仙台駅

師走の仙台駅 なぜかペンギンの群れが迎えます。 2011 どんな思いの 師走かな

南三陸のきりこ

好評の仙台発の本せんだいノート―ミュージアムって何だろう?作者: 仙台市教育委員会,仙台宮城ミュージアムアライアンス出版社/メーカー: 仙台市市民文化事業団発売日: 2011/10/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (6件) を見る…

大震災から9か月─南三陸復興!

三陸の海は、今、美しく 人なつっこいウミドリが待つ あの大津波から9ヶ月.. ある南三陸のホテルでは、2階まで浸水したが、7月の再開以降、しだいに震災前以上のお客さんが入るようになり、その前は、少なかった関西からのお客さんがたくさんいらしている…

宮城県考古学会

宮城県考古学会の2011年度総会・遺跡調査成果発表会が東北歴史博物館において開催された。3.11東日本大震災に関わり東日本大震災対策特別委員会が設置され、同準備会の活動と今後の方針が報告され(藤澤氏)、併せて、埋蔵文化財のみならず、「宮城県における…

岩切城跡残照

身体がほぼ回復したので、やっと岩切城跡へ。紅葉はほぼ終わっていましたが 残照に出逢うことができました。 しかし、大震災で崩れた各所はそのままの状態で、被害のない利府町部分のみ立ち入りが可能です。

復興の杜・希望の杜(西公園の光のページェント)

込み合う定禅寺通りを抜けると、人のいない水たまりだらけの西公園に「復興の杜・希望の杜」がありました。 http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111203t15037.htm 定禅寺通りを望む 今年は、鎮魂と希望の象徴なのでしょうか。折鶴のような光のモニュメ…

大震災を越えて─歴史遺産を後世に残すために

(斎藤善之氏氏講演 写真は大津波で流された雄勝永沼家跡 東北学院大学) 震災における歴史資料保全運動の結論は、“歴史遺産は「地域の宝」” 斎藤先生のお話は、とても興味深く、下記の本に登場する三陸の大きな家の、いわば地域リーダーとしての力と震災にお…

1611年慶長地震津波400周年シンポ

「千年に一度」ではない。四百年に一度の可能性。 “波に政宗騎馬像”の背景が仙台らしい 人文科学の絵図など地域史料の活用と自然科学のシュミレーション等の突き合せにより、慶長地震津波の研究は、東日本大震災津浪で飛躍的に進みました。 なんとか今後の防…

3.11死神.と青葉と天使

毎朝、仙台を舞台にした連載小説、伊集院静氏の「青葉と天使」(河北新報)を読んで、ほんわかとした気分になり出勤する毎日。しかしもついにこの小説に「大津波」が来てしまい、今日の挿絵には心が動揺してしまった。 というのは、先日、読んだ『遺体』という…