2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

陸前高田の石割ケヤキ

(陸前高田の石割ケヤキ) 逞しい 石割り欅 雪山に (右手に玉山神社の鳥居 ※震災のせいか倒れそうです。注意!)陸前高田市の山の斜面に、石を割ってそびえる御神木と出会いました。 竹駒駅は津波で形もありませんでしたが、山の雪坂をやっとのことで登ってい…

ケセン鎮魂のための地域伝統芸能大会(大船渡リアスホール)

うれしなや 生死を結ぶ 子の力 (浦浜念仏剣舞 大船渡市) 念仏や 鎮魂の舞 浦浜に 僧?が香炉を持って舞う舞う、まさに鎮魂の舞。 (門中組虎舞 大船渡市) 海の民の再生の気迫がびんびんと伝わってきます。 虎たちが写真では、かわいく写るので動画で紹介し…

縄文時代の自然災害

縄文時代にも巨大津波など大きな自然災害があったことが 東日本大震災を契機に分かってきたという。 そして、恐らく縄文社会に大きなダメージを与えたことが相原淳一氏(東北歴史博物館)の最新の研究により分かってきた。 注目の研究成果が19日(13:30)に…

女川を食べよう

(宮城県牡鹿郡女川町120211) 女川は3.11以後、変わっていないように見える。 海辺女川 七十七銀行 造花の花 しかし、地元の方の活氣は、びんびん、伝わってくる 500円 懐かしい鯨のかんづめ お姉さんのとっても嬉しそうな笑顔 お勧め おつな味 マリンパル…

おすすめ本─西條剛央氏の『人を助けるすんごい仕組み』

人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか 仙台出身の若い行動的心理学・哲学者が、たった二人で立ち上げた“市民意志機能体”としての「ふんばろう東日本プロジェクト」が従来のやり方を大きく変えた活…

津波に耐えた丸山地蔵様

大川小の北上川をはさんで対岸付近の丸山地蔵尊(石巻市北上町十三浜丸山) は残っておりました。 石碑の詳しい由来によると天明の飢饉を経験して、備穀蔵を造ることと亡くなった人々の霊を供養するため享和元年(1801)に惣右衛門たちが完成したものという…

大川小学校の今─震災から11か月

世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない(宮澤賢治) 大川に 銀河鉄道の夜 哀し 雨ニモマゲズ 風ニモマケズ (大川小学校にて120211) 心打たれる こどもたちの描いた 壁の絵 大川小学校(宮城県石巻市釜谷山根)は、山の根にある。そし…

石巻市長面・釜谷の今─震災から11か月

東日本大震災から11ヶ月の今日、 海蔵庵板碑群の様子を見に石巻市尾崎に向かったのですが・・・途中・・ (石巻市長面地区) 海の中の細いかさ上げの道路 両側に無残な様子の住宅が並んでいて 茫然としてしまいました。 長面(ながつら)地区に、人の気配はな…

常磐線坂元駅の今

線路 土砂に埋まり トイレの建物だけが ぽつん (宮城県山元町 坂元駅) お世話になった方が6号線を走行中、津波でお亡くなりになり、ようやく現地に行って、合掌してまいりました。 付近の常磐線、坂元駅の荒涼たる現状に心痛みました。 坂元駅 - Wikipedia …

津浪 災害文化 川島秀一 『季刊 東北学』休刊 

キーワード:津浪記念碑・津波供養碑・津波石・津波記念館・津波と伝説 川島秀一氏(リアス・アーク美術館副館長)講演「津波と災害文化」(文化財講演会・東北歴史博物館)を聴く。 津波で押し上げられた大石を「海からの贈り物」と捉え「龍神」として祀る…