2006-01-01から1年間の記事一覧

「千の風になって」─死者からのメッセージ─

(秋川雅史 紅白) 「千の風になって」は死者からのメッセージを生者が代弁して創った美しい歌。「神話」であったとしても。 生きとし生けるものが幸せでありますように 死するモノも幸せでありますように 3 『ブッダ─大人になる道』...「死と輪廻」ブッダ―大…

今年心に残った本─ブッダの教えとは─

(『ブッダの道の歩き方』) フセインが死刑となった翌日 紅白歌合戦では絢香が「三日月」を持って初登場。よかったね。 あの今井美樹の「PRIDE」、夏川りみ「花」、徳永英明の「壊れかけのRadio」そして秋川雅史「千の風になって」と良かった。 裸!?ボディ…

「硫黄島」の死者たちは「証言者」を通じて私たちに話しかけている

最後の投降者 ウィキペディア「硫黄島の戦い」によると「昭和24年(1949)1月1日に最後の日本兵二人が米軍に投降した」とある。調べてみたら上坂冬子氏の『硫黄島いまだ玉砕せず』に書いてあった。彼等は島の北東部の水が得やすい場所に取り残されたのが幸運だ…

『十七歳の硫黄島』

十七歳の硫黄島 (文春新書)作者: 秋草鶴次出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/12/07メディア: 新書購入: 8人 クリック: 68回この商品を含むブログ (30件) を見るさらにこの本の存在を知り、ほぼ夜を徹して引き込まれて読んだ。右手三本を失いながら九死…

『硫黄島戦記─玉砕の島から生還した一兵士の回想』

昭和14年(1939)より日中戦争に従軍、硫黄島で司令部で通信分隊長。昭和20年(1945)5月、軍医部の天然壕にて投降した一兵士が昭和55年に書いた記録(川相氏は現在88歳)。「硫黄島関連図」は壕の平面略図が載る等詳細(ただし、戦闘状況の推移は秋草氏著の方が詳…

『硫黄島戦記』

故金田氏は氏が「支那事変」「大東亜戦争」と呼ぶ日中戦争(1937〜1945年)と太平洋戦争(1941〜1945年)の8年間も戦い続けた。硫黄島では秋草氏と同様?の通信兵。全身至る所にに爆弾の破片を含んで、九死に一生を得て帰国した金田氏を待っていた過酷な現実。 …

『祖父の硫黄島戦闘体験記』

一工兵の体験記。昭和19年7月1日島に着くが翌日から空襲の連続で仲間や住民が次々と死んでいく。斬り込み隊として爆弾を背負い、戦車に飛び込む寸前に別の日本兵が飛び込む、他の7人が次々と戦死した後、穴の中の日本兵の死体の山に落ちて、手榴弾で自決しよ…

硫黄島からの手紙

大ヒットしているというクリント・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」を数日前に見た。優秀な栗林中将率いる「最後の」総攻撃(昭和20年3月26日とされる)あたりで映画は締めくくられる。ロサンゼルスオリンピックの金メダリストバロン西こと西竹一…

「耐久試験だ、これは。人間の...でも頑張るんだ、このことを誰かに言うんだ」

「どんな意味があったか、それは難しい。 でもあの戦争からこちら六十年、 この国は戦争をしないですんだのだから、 おめえの死は無意味じゃねえ、といってやりたい」 (硫黄島生還者 秋草鶴次氏) 今年の夏に放送されたNHKスペシャル「硫黄島玉砕戦─生還者61…

硫黄島の戦い

追悼の空

土と汗にまみれたあの時代 あなたの笑い声は絶えることはなかった Sさんが亡くなった。 楽しい時 をありがとうございました。 合掌

低気圧のそら

未明の激しい雨が止み 青空に雲がちぎれて飛んで行く 低気圧の中心は岩手県に また、たちまち曇る 低気圧通過時の雲は千変万化。 ダビンチの絵の空のよう

クリスマスの大学前

聖夜

イブ 郊外の住宅地にも クリスマスの灯が もちろん、あの定禅寺通りにはこんなバーが 日本人はホントに クリスマス好きなんだな (auツリー前) イブの朝に 青空が見えて 幸せ・テレビで「北の零年」(吉永小百合ほか)を見た。 ストーリーに無理があったが、日…

クリスマス・イヴ

クリスマス

仙台の街はすっかりクリスマス気分。 定禅寺通りで降りたら、サンタ行列とて、あまりの人出に災いの恐れあり、早々に脱出。 去年より人手が多く、ネオンが華やかで景気は回復したような気分。 一番町に「和霊神社」の灯りが.. 山家(やんべ)様、仙台をお守り…

イルミネーション仙台駅

下痢、吐き気 熱 もしかしてノロウィルス 今年は年賀欠礼のハガキがどっさり 青島幸男さん、岸田今日子さんまで亡くなってしまった。 青島の意地悪ばあさんは痛快だったし、岸田の映画「砂の女」(安部公房)は評価が高く、見たかった(当時、こどもは見てはい…

奈良時代の役所跡

別な調査区では長軸1.7m(最大)の柱を入れる大きな穴から構成される大規模な掘立柱建物跡(全長24.5m 幅5.5m)が発見されました。柱を抜き取った穴から出土した須恵器坏は8世紀前半のものです。 周辺の調査から一定の地区を区画した役所跡の一画の建物跡と推定…

大野田古墳群

快晴 冬にはまれな暖かな日の朝、住宅地の一角に100人くらいの歴史好きの市民が集まりました。 仙台市太白区大野田では富沢駅周辺区画整理事業に伴い平成6年度から発掘調査が続けられてきました。 今年は埋葬部が発見された古墳を含む5世紀後半〜6世紀頃の円…

蒲の穂がとんで

家族が喜んでいた サンタさんは偉大な虚物 ガマの穂が 飛んで 水面に星座を描く (「氷河期の森」にて) ジャズ喫茶カウントを探し当てて、その構えにビビりました。10年早いよ けい様、すみません、しばし修行してから行く事としますので。 一番町に黄色いあ…

SENDAI光のページェント

今年も 仙台 光のページェントがはじまった。 定禅寺通りは人々で埋まっていた。 今年は昨年の100万個より少ない70万個のスターライトリーフ ケヤキたちは迷惑ではないのかなと思いながら 母の日の 幻の花 華やかに 祝福のカップルあり。 (auTreeツリー) 寒…

ラストサムライ

テレビで「ラストサムライ」(トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪)を見る。荒唐無稽な「娯楽」大作であった。 ただ、「ウィキペディア」を見たらオールグレン大尉(トム・クルーズ)のモデルとなったフランス人顧問ジュール・ブリュネというフランス人軍事…

鳥たちの「氷河期の森」

鳥たちは木になじんで、葉っぱのよう なんという鳥だろう? どなたか教えてください 鳥をコンパクトカメラで写すのは とても難しい... ヤチハンノキ マユミ 藻? グイマツと雲 (「氷河期の森」にて)

正義の暴走

本質的なところでは、「戦争」はスマナサーラ長老が『平和の生滅』で述べるように、人類はいつも「正義の味方」による「正義の暴走」により「平和の棺に釘を打」っている。長老は「正義」が曖昧にならない六か条をブッダの教えとして示している。すなわち①実…

「開戦の日」によせて─水木しげるの「戦争体験」─

開戦の日。65年前の今日、日本軍の真珠湾攻撃により太平洋戦争が始まった。小生の知識は極めて乏しい。 ただ「人を殺すと殺人として死刑などの刑が科されるが、戦争(国の命令)で沢山人を殺すと英雄になる」というのは戦争の本質を突いていると思う。 「ゲゲ…

きょうの冬の天地

天 地

「関口宏の日本を探しに行こう」

娘の見るFNS歌謡祭りの合い間に見つけた「水トク!関口宏の日本を探しに行こう」は良かった。最初から見たかった。日本の美の依代たる松岡正剛先生は関口宏、原沙知絵を熊野古道・那智の滝・ゴトビキ岩・伊勢の滝原(司馬遼太郎が「発見」した「真水」の場所)…

冬空に「日本」をさがす

冬空 朝、裸になった銀杏並木を通って 冬の雲がこんなに 青と雲のコラボレーション “ありがとう”と心でいってしまう空のキャンバス “青空と雲の造形” の隠れた名所 「氷河期の森」

初氷

朝日とともに出かけて わたしが見た朝の「初氷」 氷の下で緑が息づいている ジグザク の鋭いエッジはどうやってできるのかな

あさひにもみじ

朝、窓辺に目をやると、朝日に紅葉が輝いていた。 いろはにもみじ イロハモミジ(イロハカエデ)か ◎「カエデともみじ」という林田さまの素晴らしいHPを見つけました! http://www.inh.co.jp/~hayasida/top.html