2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

神々の深き欲望

日本映画で初めて、衝撃を受けたのがこの映画(1968年)。今村昌平監督の訃報を聞いて思い出した。南島行きの夢は未だ果たしていない。日本人の多くがあの世を信じていないのに皆、ほとんどの人が「ご冥福を祈る」。「冥福」つまり死後、来世の幸福を祈る。今…

葉透けた

ミヤマハンノキの葉 ニワゼキショウ 針葉樹 名はロッキー? (氷河期の森にて)

野の花々

マユミ なんとなくコミカル チョウセンゴヨウ (「氷河期の森」にて) ニワゼキショウ 色は色々 そばに小さき花が。 マツバウンラン 松葉海蘭 北アメリカ原産 1941年伏見に出現とか 愛好会!http://www10.plala.or.jp/yu-ko3/aikoukai/aikoukai.html ヤマオダ…

「神仏・生者・死者が共存する時代」のコスモロジーの復元へ

もっとも著者がさらっとふれるとおり、門弟たちはすぐに祖師の思想を穏当なものに再解釈した。そして「垂迹のシンボル」たる石塔造立にも関わっていったわけで、この様相もまた面白いのである。 著者の「下からの、地域からの歴史像の形成とその連携の中で、…

『起請文の精神史 中世世界の神と仏』を読む

久しぶりに読んだ甲斐のある本。起請文とは神仏に誓い、その誓約を破ったらその神仏の罰を受けても良いと記した文書。マニアックな題に関わらず出だしが素晴らしい。「「中世」といわれる時代に、この列島の上に生を営んだ人々の心をのぞき込もうというのが…

アクセス10000謝

昨日はどしゃぶりの中、太白山嶽宮への道は流水の岩だらけの急な参道を登って行ったっけ。山の姿も見えなかったが、今日は独特の小山を見ることができた。頼朝が山頂に鶴岡八幡を祀ったら、貴船神が怒って山が荒れたので麓に下ろしたという物語の続きがある…

生出森八幡神社の神楽

生出森(おいでもりはちまん)八幡神社(仙台市太白区茂庭)の神楽(仙台市指定民俗文化財)ヘ。最近SDメモリーカードのクラッシュが続き、そして今日は朝からの激しい雨でめげたが..行ってよかった。 山容はすごい雰囲気があり、神の依代となりそうな大岩がある。…

逆光

夕暮れに ひかりのなかの ノハナショウブ カキツバタか (リコーでは残念ながらこの紫は表現できず) 血のカヤも 綿雲になる 春の暮れ ありがとう

蝦夷円葉下野

エゾマルバシモツケのようです... バラ科シモツケ属 北海道及び東北地方の山地に成育する落葉低木。 おなじみの ひおうぎあやめ えんじゅく (氷河期の森にて)

洞ノ口遺跡の血盆経

洞ノ口遺跡では15世紀(室町時代)の領主クラスの館跡の一画の溝跡から杮経(こけらきょう 木の札に経文を書いたもの 頭部三角形 2×19cmくらい、厚さ1mm前後)が溝中から大量に出土した。その中の多くが「仏説大蔵正経血盆経」と書かれたものを含む血盆経であっ…

「女人救済」経

仙台市宮城野区岩切の洞ノ口遺跡(どうのくちいせき)で多数の血盆経(けつぼんきょう)が出土しており、報告書(仙台市文化財調査報告書第281集)が刊行されたのを機に、この聞きなれぬ経について本などを集めて調べてみた。 室町時代から江戸時代の女性たちは死…

血盆経

飛んで

庭石菖

ニワゼキショウ(アヤメ科!)を見つけた。実は花の大きさは2cmもない。明治時代半ばに北アメリカから園芸種としてやって来た。 今日の暑さにヒオウギアヤメも弱ったみたい。 葉の形と放射状の開きを檜の扇に見立てたらしい。 舞鶴草は葉っぱが鶴だったとは …

宵まつり

図書館に行く途中、すずめ踊りに遭遇 今年はなかなか活気がある。

「古代米」発芽

いただいた「古代米」がようやく発芽しました! 土中より取り出して写真を撮りました。 (もちろんすぐ丁寧にもどしました) ※17日分に「「山寺に活気を」記事に寄せて」を追記したのでご覧ください。

奥の院・納骨堂

そういえば十数年前に行った時は奥の院周辺には板塔婆が山のように積み上げられていたが、今はすっきりしていてなかなか見られない。案内書には納骨堂と記された位置にある白い蔵にも説明はなく、こどもたちが楽しそうに談笑していた。山寺は亡くなった人々…

対面石

その「対面」は慈覚大師円仁が山寺に参られた折、土地の猟師であり、地主である磐司に遇い、この土地を譲られたという伝承によるという。弘法大師空海が土地神に高野山を譲られた話に良く似ている。しかし、我県の秋保温泉では大師は、領主に嫌がらせと反対…

「山寺に活気を」記事に寄せて

(五大堂) 「山寺に活気を再び」という記事が河北新報に載っていた。来月には林家の舞楽が始まると聞いて楽しみ。先日の印象ではお坊さんたちは親切で、玉こんにゃく売りのおばさんには客とトラブルを起こしているのを目撃。つまり他の店で買った玉こんを別な…

尾瀬河骨

太陽のデザインが見事で好きなのだが スイレン科で名は地下茎が海面質で「白骨」のようにみえることに由来という でもこれから健胃・止血などに用いられる生薬のセンコツ(川骨)がとれる薬草。 こちらはコウホネ(花の真ん中が赤くない) 北海道から九州の湖沼…

檜扇菖蒲

ヒオウギアヤメが咲きだした。高層湿原に生え、葉が檜の扇に似ているという。 マイズルソウ(舞鶴草)も満開 (氷河期の森にて)

奪衣婆

山寺の坂の途中にある姥堂に奪衣婆と地蔵が祀られていた。奪衣婆(だつえば)は三途の川のそばで死者の衣を奪い取る鬼女。 室町時代頃に地獄が浄土に進出したのか? 立石寺根本中堂の真ん前の「なで布袋」 天台宗と七福神の布袋さんの関わりは不可解。布袋さん…

「円仁の御首」について

円仁は864年に比叡山に葬られているので、山寺での「入定」自体は怪しいのであるが、その窟にあった天養元年(1144)如法経所碑には「慈覚大師の護持を仰いで...」とあり、さらに弘安三年(1280)、日蓮の弟子宛書状に「世間に云う。(慈覚大師)の御頸(御首)は出…

立石寺で木造慈覚大師頭部公開

立石寺の開山と伝えられ、入定窟の金棺に納められていた「木造慈覚大師頭部」が重要文化財に指定されたのを機に立石寺で(山形市)一般公開(31日まで)。円仁(793-864年)は天台宗第三世(山門派開祖)で東北地方の寺の開創伝承が多い(松島瑞巌寺の前身である延福…

みだれ

眼をみだす おたまじゃくしの いのちかな

杜の都の緑

仙台のケヤキ(欅) 街路樹の緑 杜の都の緑を捜して 定禅寺通りへ たどり着く(「彫刻通り」ともいうらしい) http://www.sendainiko.com/dion/jyozenji6.html 仙台にもなんとか緑が残された。 メディアテークの中にも緑が映える。 「氷河期の森」もいい わたし…

台原森林公園

格子越しに見える 台原森林公園 あわい (仙台市地下鉄旭ヶ丘駅にて) 冬の様子http://d.hatena.ne.jp/kanjisin/searchdiary?word=%cb%cf%b3%a8

百花繚乱

マイヅルソウ(舞鶴草)が ナナカマドが スズランが オドリコソウが チガヤ(血茅)が レンゲツツジ(蓮華躑躅)が咲き始めた 氷河期の森の百花繚乱 http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/event/exhibi0604/news.html

庭に勝手に?咲いた花々。 ルリムスカリ!sakichinさん教えていただいてありがとう。 チューリップ これくらいは イカリソウだったか 水を掛けてあげた...ドウダンツツジでした。

こどもの日

あたたかなくもりの一日 おもしろい顔 ほうしの木みたいな ヤマドリゼンマイかな おたまじゃくし(自動補正かけちゃった)

連休

晴れ グイマツノマツボックリ(上から) オドリコソウ 踊り子(ダンサーではない)草とは佳くつけたなぁ ハナシノブ 「氷河期の森」らしくなってきた(ハイイヌツゲの向こうはケヤマハンノキの幼木群) 今日は夕陽が大きく見事だった。