2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

西行花伝

その分厚さ故に長年本棚に飾ってあった『西行花伝』(辻邦生)、「平泉の世界遺産」の縁で読みはじめ、年度末の行き返り電車の中で本日読了。最初は小難かしかったものの波状的に効いてきて、感動とともに読み終わった。73歳で「花の下にて春死なん」を実現し…

寒さにめげない植物たち

連日の寒気にめげずワインレッド!のグイマツ雌花 微妙な色あいのグイマツ雌花 ミヤマハンノキ雄花序が緑に ケヤマハンノキ幼木の深紅

芽吹き

寒気にめげず芽吹くケヤマハンノキの幼木 グイマツの雌花 東北地方ではここだけかも これもグイ松の雌花(丸く小さいのは雄花) 「羽」を拡げるナナカマドの葉 (氷河期の森にて)

文化財この一年 発掘された仙台展

東北電力グリープラザに出かける。この一年間に仙台市教育委員会(文化財課)が実施した発掘調査の成果などの展示。カラフルで簡潔な解説と補助バネルなど用いて分かりやすさを考えている。 目をひいたのは伊達政宗の御殿跡の一画が発見された若林城跡出土の滴…

梅満開の榴岡天満宮

晴れ。お天気に誘われ再訪。 過日の枝の梅は満開になっていた。 撫で牛のお尻の下に「嘉永二」(1849年)発見! 御顔は撫でられてつるつる。 「照星閣」=榴岡天満宮(榴の読みは「ざくろ」ではなく「つつじ」)=躑躅岡天満宮 「天満宮」 摂社(本社に縁故の深い…

謎の神

ところで、境内で見かけたこの神様のこと知りませんか?

榴岡天満宮

晴れ、おとといからの強い風止む。見れなかったWBCの王ジャパンがキューバに勝って世界一になったもよう(やはりイチローはすごい!)をテレビで見てから(普段は野球に興味ないのに我ながら驚く)榴ヶ岡天満宮(宮城野区)の梅花が咲いたと聞いて出かける。 東風(…

春分

春分けて 爛熟の花 ネコヤナギ

ツノハシバミの雌花

ツノハシバミ。長いのは雄花 カバノキ科ハシバミ属。ヘーゼルナッツと同じ仲間。 (氷河期の森にて)

東北大学の建築の近江隆先生の最終講義・ディスカッション

(仙台国際センター) 先生は宮城県沖地震の際の行動調査など常に建築領域の外へ「旅」をすることによって、大きな業績を残された。自らを「旅人」と呼ぶゆえんである。都市計画学のご専攻を生かされた各地の文化財の保存整備にも尽力されのもその理論からであ…

栗原市高清水仰返り地蔵

方言なんだろうか? 「のっけがえり」という横になってる地蔵さん。味わいのある言葉。 地蔵さんの年代は不明とのことだが、付近には「覚満」という地名もあり、覚満寺という中世寺院があったらしい。瑞巌寺の前身である円福寺六代覚満禅師が建てたのではな…

春なのに

黄蓮の 雪にまぶられ 春を待つ 昨晩の雪にセリバオーレンも寒そう。 (氷河期の森にて)

江戸時代の宮城県にタイムスリップ

「きらめく叡智と美のしずく展」という長い名前の展覧会が県庁2階講堂で行われている。要は複製文化財展のことなのだが、最初は「なんだレプリカか」と思ったが、古地図など郷土の歴史に関する情報がいっぱいだし、下記のブログのように美術的関心からもgood…

旧丸木商店に行列

今日も仙台市若林区河原町に江戸時代の土蔵の中を見れると聞いて出かける。 「ほっとスペース縁」企画の縁。 1階もりっぱな柱。 会場は2階 もちろん享保雛もいいが 明治の新聞の上に顔。なかなか 明治のふすまの下張りに驚く。 下張りの下にも文字がみえる。…

ひな祭り

雛祭りとて地下鉄河原町駅近くの旧仙南堂薬店(若林区)を覗く。中は女性ばかりで満員状態。恥ずかしがったが、江戸時代後期から明治、現代と歴史を語る雛人形がぎっしり並び充実。仙台にもこんなとこがと感心。主催はNPO「ほっとスペース縁」による「蔵deひな…

寒戻り

寒戻り 春に来る神 待ちどおし (雄勝法印神楽「産屋」より 山幸彦の舞) (同 わが子を抱く豊玉姫)