乳イチョウ


仙台市宮城野区苦竹イチョウ(国指定天然記念物)。上半部が黄色くなっていた。高さ32m、推定樹齢1000年(「宮城県の国・県指定文化財」)もしくは1200年(「仙台市の指定・登録文化財」)。

乳房状の気根が垂れ下っていることから乳銀杏と呼ばれる。そばの銀杏姥神には母乳がよく出るようにとお参りする人が多かったようだ。奈良時代聖武天皇の乳母紅白尼の遺言で、その塚の上に植えられたとの伝承があるとのこと。ぎんなんがなっていて元気のようだ。