薬師堂の火渡り式


仙台市若林区木下の陸奥国分寺薬師堂の柴灯大護摩に行く。オリンピックのトリノの開幕式も炎の祭典風だったが、こちらが本家。元々は天平13(741)年に聖武天皇の詔により国毎に建てられた鎮護の寺。現、陸奥国分寺真言宗で寛正年間(1460-1466)に学頭坊が再興。
柴燈護摩修験道で屋外で行う護摩バラモン教密教に取り入れられたという。
正月行事のサイトヤキと習合したとする説も有力。

山伏(修験者)勢ぞろい

破魔矢!?


九字をきる

点火 もうもうと煙があがり

炎が噴出す

まがきこと 遮那の炎で 焼き尽くせ

寒さの中、大勢の人々がジッと待ってたので火のありがたさが身に沁みる。

山伏の頭がまず見事に火渡り

梵天を持って進む。山伏が最初と最後ににエイッと気合を入れてくれる。
やってみたが、それまでが寒いのでほの暖かく心地よい。

護摩木 参拝者が名前や願い事を書いたのを焼き上げる。その数1万本とも。

梵天 (1000円)

祭りも終わりに