怨みと仏陀
「じつにこの世においては、怨みにたいして怨みを返すならば、ついに怨みの鎮まることがない。
怨みを捨ててこそ鎮まる。 これは普遍的真理である」とのブッダの言葉(法句経)を思い出す。これを解説して、スマナサーラ長老は「自分が怒りで汚れてしまえば自分も悪人も、もうすでにどこか似ているのです」と説く。「当事者の恨みを知れ、あまりに真実な教えには人類は合わせられないよ」との人類の業を感じる。
- 作者: アルボムッレスマナサーラ
- 出版社/メーカー: 佼成出版社
- 発売日: 2003/12/01
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(ハイイヌツゲ 這犬黄楊 5mmに満たない小さき花 モチノキ科)