三玉城跡発掘調査現地説明会 9.11


三玉城跡(みつたまじょうあと 宮城県栗原市栗駒桜田字中有賀)の発掘調査の現地説明会。曇り空、地元の人中心に数十人集まっていた。城(館「たて」-というべきか)は東西300m南北100mほどのこじんまりした規模。
高圧線鉄塔建設に伴う栗原市教育委員会の調査(+県教委)

城跡の西端部を調査。
大きな堀切と土塁で戦国時代を生き抜いた。伝石川源右衛門の館。

右上の曲輪(くるわ:造成された平坦面)より底面まで8m。

曲輪(標高52m)上には掘立柱建物跡や鍛冶遺構が発見された。出土遺物は永楽通寶・鉄製品など。

 (略側図※検討中)
北側には二迫川が迫る(比高27m)。
北方の葛西氏領と大崎氏領との境に位置し、北への防御が感じられる。
(現地説明会は9月9日に実施された。データは現地説明会資料より)