「御鎮座四百年」
夕刻にはやむはずの雨がふりしきる。舞には昨年より一段とおもむきを感じる。「御鎮座四百年奉祝記念大祭」で力が入っているせいか、社の前にテントがはりめぐらされ、神楽自体の雰囲気はやや弱まっている。今年は演目の解説がアナウンスされるなど工夫がこらされていた。能神楽とは何か?謎はかえって深まった。
雨やみて 能神楽舞 冴えわたる
大崎八幡宮(仙台市青葉区八幡)の門 ビルに見下ろされても。
今年は「秋篠宮家親王様ご誕生おめでとうございます」の垂れ幕が目立つ。
慶長12年(1607)、仙台初代藩主伊達政宗の時に建築。一昨年修復完成。
もともとは坂上田村麿が延暦21年(801)岩手県伊沢郡八幡に勧請したと伝えられ、後、奥州探題大崎氏 の鎮守として宮城県遠田郡田尻町・さらに戦国の雄、政宗とともに岩出山と..支配者と歩む...
雨の中、初舞の「神拝」から始まる。
イザナギノミコトとイザナミノミコトが鉾を手に舞う。
(刀印を切る)
「龍天」(りょうてん) 白髭の舞人が鉾を持って舞う。
「摩応」 天照大御神が天岩戸に隠れた時、
岩戸を押し開いた天手力男命の舞という。
「三天」右手に鈴、左手に幣束を持って舞う。
互いに刀の切っ先を持ち舞う。
「小弓遊び」
小弓と扇を手にした二人の少年?
「将足」(ひょうそく) 荒面をつけ、鈴と刀で舞う。
「四天」
大王が
埴山姫を取り出す。
・意味深な神様のようです。 (このころ雨が止む)
http://www.kuniomi.gr.jp/togen/iwai/haniyama.html
ハニヤマヒメの舞
「獅子取り舞」
童子が大崎八幡の神から授かった御幣により獅子を鎮めておしまい。
雨のせいか、開いてない店が多い中、おばあちゃんのおでんに救われた。
・mermarbleさんの解説(いつも踊る側からの解説、とても勉強になります。TB事後報告ですみません。)
http://marble.exblog.jp/
読んで反省。今回はついフラッシュをたいてしまいました。踊り手の方すみませんでした。
・仙台市教育委員会の解説
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/bunkazai/database/k0000000058.html
・宮城県教育委員会の解説
http://www.pref.miyagi.jp/bunkazai/siteibunkazai/miyagi-no-bunkazai/09minzoku/02minzoku/ken/14oosaki.htm