仏・匠
幸運なことに、「仏像─一木にこめられた祈り」(東博)へ。木喰が迎える
10時半に上野に着いたのだが、人々が急ぐ
滋賀(湖岸渡寺観音堂)の十一面観音菩薩像に直行。
これは...周りの人々もうっとり...
感心したのは同時開催の「一木彫ができるまで」。東京芸術大学院の保存修復研究室による一木彫の製作工程の展示や実際にさまざまな樹種に触ることができる。
午後の目的地に急ごうとして「匠のものづくり─台東区の伝統工芸職人」展の看板に足が止まり、田中さんの簾作りを見る。
こちらは型染め
表慶館(1908年竣工)の改修が完成したのだった。
明治は遠くなり、そして蘇る
カロリーメイトをかじりながら金沢文庫「霊験仏─鎌倉人の信仰世界」へ。
東博展では抜け落ちた中世の霊験あらたかな仏たちを観た。
中世の風景を伝える称名寺境内を味わう。