『寄り道・道草 仙台まち歩き』


待望の西大立目祥子さんの本(河北新報出版センター)が出版されていた。
・河北仙販HP
http://www.senpan.co.jp/shop/product.php?id=138
「あとがき」の祥子さんの納得の言葉
“歴史の痕跡を大事にしながら、住む人に寄り添ってゆっくり変化する仙台をつくりたい”

                                 (南材木町にて)

・「“なつかしい”という言葉の豊かさを取り戻して、そこからのまちづくりを始められないか」
はじめられると思う。市民協働のまちづくりのベースには歴史文化遺産がベースになるといいと思う。
例えば「仙台歴史遺産」のようなものを市民自らが調べて保存し活用する
というのは、実に楽しいことではないか。
EX http://d.hatena.ne.jp/tenti/20100327
           “わたしの仙台歴史文化遺産の一つ 愛宕山

“生きてきた時間とまちの空間は、渾然一体となって人々の心に埋もれているだ。だから、まちの空間が荒らされれば、生きてきた時間も損なわれてしまうに違いない”

・インタビュー(「われら仙台人」番ブラ.comHP)
“私が意識的に仙台の街並みを見て歩くようになって感じるのは「積み重ねてきた歴史を刻む風景が無くなってきた」ということです。”
http://www.banbura.com/%E4%BB%99%E5%8F%B0%E8%A6%8B%E8%81%9E%E9%8C%B2/%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%89%E4%BB%99%E5%8F%B0%E4%BA%BA/20090920/536/
「中心部の近代的なビル群を眺めながら、たまに「ここは仙台なの?」と不思議な気分になる瞬間があります。高齢社会がもっと進展するだけに、先輩の皆様が思い出を噛み締められない街になってほしくない。自分が生きてきた記憶が少しも刻まれてない街で「自分はこの街でどう生きてきたのか」などと考え込んでほしくはありません。」
うーん 仙台人の実感です。


ex
  http://d.hatena.ne.jp/tenti/searchdiary?word=%B7%FA%C3%DB


さらに、仙台そのものが藩政時代の植林に複環状にくるまれた「杜の都」と思います。(岩切城跡より100426)


・風の時編集部HP
http://d.hatena.ne.jp/kaze_no_toki/20100314/p1

仙台とっておき散歩道

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