泉の一葉松
泉の一葉松(福島県南相馬市原町区)
「2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波は、海岸線から1.5キロメートル内陸に入ったこの地区をも襲い、付近は約1.5メートルも冠水して多くの民家や樹木が流され・・泉の一葉マツはこの事態を耐え抜き、ほぼ原形をとどめている。周囲の田畑は津波による塩害の影響を受けたが、一葉マツは特に塩害の影響は見られず生育状況は順調である。」。(Wiki)
(福島県南相馬市原町区)
「・・東北地方太平洋沖地震の後に「緊急時避難準備区域」に指定された原町区では、2011年9月末に指定解除になったのちも、2012年1月の時点で住民のほぼ半数に上る約2万2千人の人々が地元を離れて暮らしている。南相馬市は泉の一葉マツを、戻ってくる住民のために地域の復興シンボルとして残そうと、支柱の交換などで手厚く保護する方針を決めている。」(Wiki)
しかし、筆者が2月に訪れた際、葉は黄色く変色しているところがあり、塩水の影響だろうか。なんとか無事に生き延びてほしい。地域の人々のために。
(グーグルアースより)
1458夜『大津波と原発』内田樹・中沢新一・平川克美|松岡正剛の千夜千冊
- 作者: 外岡秀俊
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2012/03/07
- メディア: 新書
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「失われた命、失われた故郷を思う人々と生きるには、忘れないこと、いつまでも記憶し続けることがなによりも大切だと思うのでする」という「はじめに」の文に同感。
しかし、はじめの「1被災地に」では、東松島市を「東松山市」と記載している。目を疑うこの初歩的ミスにはがっかり。10年後に残る本を目指すという意気込みを果たすには、しっかりとした校正が前提であることはいうまでもない。
でも、まずは、読み進めてみよう。
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