3.11東北地方太平洋沖地震から1年半─大震災の証


朝から、“奇跡の一本松”を観に見学者の列


         まもなく解体される陸前高田市の一本松(120908)

「復興の希望」となった一本松さん いままで、本当にありがとうございます。
次の3.11には、「記念物的化石」となってお会いできる日をお待ちしております。
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/shisei/kakuka-oshirase/gienkin/ipponmatu-hozonbokin/ipponmatu-hozonbokin.html
奇跡の一本松最後の夜 - 人の土俵で褌を取る

奇跡の一本松保存募金
東日本大震災の大津波に耐えた高田松原の「奇跡の一本松」は、震災直後から復興のシンボルとして、市民のみならず、全世界の人々から親しまれてきました。
 現在この一本松は、大地震による地盤沈下で海水がしみ込み塩分過多の状態となり、徐々に衰弱が進んで枯死にいたってしまいました。
 そこで、今後も復興の象徴として後世に受け継ぐために、現在の一本松に人工的な処理を加え、モニュメントとして保存することとなりました。
 この整備にあたっては多額の資金を要するため、今回「奇跡の一本松保存募金」として全世界へご協力をお願いし、奇跡の一本松の保存および周辺の環境整備に充てたいと考えております。皆様の温かい善意とご協力をお願いいたします。」(陸前高田市HPより)
日程(アサヒコムより)
「9月12日
 ▼陸前高田市
  午前8時半 安全祈願神事
  午前9時半 作業開始
  午前11時ごろから
       枝を切る→チェーンソーで根元から伐採→のこぎりで幹を3分割
9月13日
  午前    搬出作業再開→愛知県弥富市のヤトミ製材へ
9月中旬以降
 ▼愛知県弥富市
【ヤトミ製材】幹をさらに3分割→カーボン製心棒を入れるため中心をくりぬく
 ▼京都市山科区
【吉田生物研究所】樹皮の水分除去や防腐、紫外線対策
12月上旬
 ▼陸前高田市 根を取り除く作業
2013年2月中旬
        再生「一本松」を再び設置」

http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001209060004
吉田生物研究所・教材製作部門---[実りの秋、稲穂] 根から穂先までを完全に保存


まわりのようす(120908)
東日本大震災から1年─陸前高田の希望の樹へ - JIEN記
JIEN記



          気仙沼市鹿折に打ち寄せられた大型船(120908)
http://recorder311.smt.jp/blog/15292/


          朝、合掌する二人の方の姿が見えました。私も。

東日本大震災の証(あかし)は鎮魂の場
震災遺構─南三陸町防災対策庁舎保存 - JIEN記


柳田邦男 原発事故 私の最終報告書②
炉心溶融 吉田所長の失敗」

文藝春秋 2012年 10月号 [雑誌]

文藝春秋 2012年 10月号 [雑誌]

・「この日本人の自らの技術への過信と
不都合なことは「思考停止」の掟として流儀の根の深さ」
・「吉田所長が、1号機のICはずっと「閉」になっていて炉心の冷却ができていないことに、6時間も気づかなかったのは、(中略)やはり大きな失敗だったと言うべきであろう」
・mISHELモデル分析法による分析の結果
福島第一原発の事故の本質は「組織事故」というキーワードでとらえるべきものだということだ。」

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