平泉フォーラム


ホテルでなんの集会?
世界遺産をめざす平泉の勉強会(一関市)。
400人くらいの老若男女が集う静かな盛り上がり。

富島先生の(学問は)「実証的に、段階的に(詰めていくこと)」という言葉に感心。建築部材と発掘データそして絵巻などの突合せから仏堂の存在(木本先生の瓦の分析ともリンク)など奥州藤原氏期の平泉の実像・景観が今、分かりつつある。繰り広げられる学問的分析にお年寄りの人達が帰らずに聞いていたのにも感心。
柳之御所遺跡=平泉館説」は有力だが来年の会に向けて再検討するという岩手県教育委員会の発表はその実証精神に基づく新たな決意表明と感じた。来年が楽しみである。疲れたがたいへん勉強になった一日。
◎仙台で平泉の文化遺産が見れる展示会
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/event/exhibi0601/news.html