奈良・額安寺

今回の旅の目的は奈良の石塔を見ることと行基さんや忍性さんの活躍し、亡くなった土地を歩くこと。

夕方、大和郡山市ファミリー公園前駅(無人駅)で降りるが、早速迷う...ようやく土地の人に額田部寺町の方向を教えて頂く。大和川と合流する手前の水陸交通の要衝のようだ。

佐保川沿いに歩く。白い鳥 なぜか『死霊』の主人公たちが助けた鳥を思い出す。

25分くらい歩いたか。推古神社に着く。どうみても古墳なので後で調べたらそうだった。
http://urano.org/kankou/koriyama/koori21.html

まず明星池の宝篋印塔。年紀を持つものではわが国三番目に古い1260年(文応元年)と書いてあったが池中にあり近づけず残念。盗難防止には役立っている...

聖徳太子の熊凝(くまごり)精舎とされる地にたつ額安寺(慶長期の建物)。本堂解体工事直前との事で忙しいご様子。事前に予約してなかったので忍性さんの蔵骨器見られず、残念。

寺から少し離れた所にある忍性さんの五輪塔(手前の大きなもの)など。

高さ2.92m。切石基壇に直接、地輪を置く。金属製蔵骨器を地下に納めていた。
・詳しい解説http://bell.jp/pancho/travel/taisi-siseki/temple/gakuan_ji.htm
・ゆみさんの詳しい解説http://homepage1.nifty.com/sawarabi/ninnsyou/6hurusato.htm

一面の花畑に「大和は国のまほろば」と一瞬、喜んだが一面のセイタカアワダチソウだった...古来の植生はすっかり、失われてしまっていた。