天理・石上神宮・研究会

宿代の安い天理市に泊まった。夜中の蚊の来襲に寝不足と風邪気味で不調。

しかし、そのおかげで石上神宮に詣でることとする。途中、天理教本部の巨大さに唖然。

町中、黒服に天理教と書いた集団が歩いており、びっくりしたが、観察すると老若男女・家族からなり、宗教都市の観がある。あちこちに教祖120年祭の表示が目立つ。あちこちで道を尋ねたら、みなさん親切であった。

歩いて30分くらい、森が見えてきた。古名「布留社」(吉井敏幸氏によれば古代末から近世の名称)の名が見える。


境内に放し飼いの鶏たちが朝を告げる。

石上神宮(いそのかみじんぐう)は古社だけあって神社らしい雰囲気の神社。朝から真摯に額ずくご夫婦がおられた。

もともと拝殿しかなかった。現拝殿は鎌倉時代

(楼門)
物部氏氏神で有事の防備にあたったという(『神道史大辞典』)。禁則地から発掘された太刀や勾玉は4世紀とされている。宝庫に伝来した七支刀は著名。ご神体は後ろの山のようだ。

神のおわす山には入れない。
石上神宮http://www.tenri-iexpress.com/tourist/isonokami/top.html


ワタカの住むという鏡のような池
馬魚http://www.lbm.go.jp/emuseum/zukan/gyorui/fishwa2.html

町中の大きな建物はほとんど天理教関係のようだ。

お墓と石塔の研究会。著名な方たちが集まっていた。板碑が集中する東国とは異質。風邪ぎみ夜の部断念。
夜のテレビではミキティが復活していた。祝。