公孫樹「姥銀杏」の黄葉


今年も黄金色の乳いちょう

樹齢1200年!(千年とも)とされる。

仙石線の地下化の影響が懸念されたが今年も見事に黄金色になった。

仙台市宮城野区銀杏町にある。「苦竹イチョウ」として大正13年天然記念物に指定。仙台藩の野守役を務めた永野家の屋敷地にある。
仙台市「緑の名所100選」(仙台市)
 http://www.city.sendai.jp/kensetsu/ryokka/midori100/guide/043/043.html

聖武天皇(701-756年)の乳母白紅尼の遺言で塚の上に植えられたと伝えられる。高さ32m、根元の周囲約8m。


乳房のように垂れているのは「気根」と呼ばれる。樹下には姥神が祀られ、「乳の出ない婦人が願をかける」と昭和初期に仙台の国立工藝研究所(榴岡)の顧問として招かれたブルーノ・タウトが書いているという。
 (説明の出典は『森の都名木・古木』仙台市建設局緑政局緑政課など)