広瀬川夕景と井上ひさしさんのボローニャ


 花、寒さにかじかみ、疲れた体を乗せたバスの中から 広瀬川夕景に魅せられて

   仙台駅にて、ぼーっと 来し方 を眺める

ふと入った古本屋で見上げると 井上ひさしの『ポローニャ紀行』 なんと300円!
イタリアのボローニャはすごい都市なんだそうだ。ひさしさんのメッセージかも。

早速、バスの中で読み始める。疲れた頭でも入る、言い回しの巧みさ。
しかし、初日のひさしさんは、愛用のバックとその中の「宝物」を鮮やかに盗み取られたのでした。
えっ なにがすごいんだ
一気に「あとがきにかえて」に飛ぶ。
ボローニャ人の思い“今 自分が生きている場所がしっかりさえしていれば人はなんとか幸せに生きられる”
それで「歴史的建造物は壊さない、もちろん外観も変えない。 しかしその内部は必要に応じてしっかりと変えてしまおう」

すごいじゃないか!ボローニャ