捩花


                朝露の中に


  白き捩じり花

 わたしの好きなネジバナが咲きだしました(氷河期の森にて)。


カナブン?も元気です。
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/news/tubuyaki.html



石の研究者、蟹沢聰史先生が、「おくのほそ道」を科学する。
「「陸奥
しのぶもじずり誰ゆえに
乱れそめにし吾ならなくに」
・・モジズリはラン科のモジズリ(ネジバナ)だという説もある。
・・・
夏草や兵どもが夢の跡
・・国破れて山河あり・・
太平洋戦争末期にわたしの田舎にも都会から空襲を逃れて集団疎開や縁故疎開で親元を離れざるを得ずに、大勢の児童が来ていた。
この詩は、その時の親と子の心情に通ずるところがある。
・・今また福島の原発事故で故郷を逃れなければならない多くの人がいる。
その心をそのまま代弁しているように思える。」

陸前高田の一本松120311)

東日本大震災は)「人生観を根底から変えてしまうものであった。
・・・人間がこういった自然の営みの中の一員にすぎず、
自然への畏敬の念をもっと強く持たなければならないと感じたからである。」
「おくのほそ道」を科学する (河北選書)

注目記事 菅原みさおさん(河北新報120705)
     涙の中から、ほのかな希望が
被災地とつながる絵本『荒浜のなみだ』作・菅原みさお - ☆HEART ART☆正能 均・きむらさやか | パブー

【付記】
2012年7年7日 拙ブログが50万アクセスに達したことを確認いたしました。
皆様のご利用に厚く御礼申し上げます。