「氷河期の人類─石器と遺跡から見る仙台と韓国光州」展


                            (展示パネルより)
仙台と韓国光州広域市との国際姉妹都市提携10周年を記念

氷河期の人類─石器と遺跡から見る仙台と韓国光州」展(地底の森ミュージアム
展示の趣旨:近年、朝鮮半島での発掘調査の進展により約2万〜2万5千年前の遺跡から出土する石器の中でスンベチルゲと呼ばれる舌状の基部を持つ特徴的なかたちをした尖頭器が数多く発見されました。一方、日本の東北地方では、1980年代に入って仙台市の山田上ノ台遺跡など旧石器時代の遺跡が発掘され、約2万年前の氷河期の環境や人類の活動の様相が明らかになりました。これらの遺跡から発掘された石器のかたちが、朝鮮半島南部の石器とよく似ていることがわかってきました。実際、山形県新庄市上ミ野遺跡の剥片尖頭器はスンベチルゲとよく似ています。
石器や古環境の研究成果を通じて分かってきた約2万年前の氷河期の人びとの交流に思いを巡らせてみるのは、現代の状況を考えてみるうえでも有益です。
(上記は下記HPを参考)
主催:東北大学総合学術博物館、朝鮮大学校博物館、仙台市教育委員会、公益財団法人仙台市市民文化事業団
※展示室内は、撮影禁止になっています。この写真のアングルについて撮影許可を地底の森M.より受けています。
↓詳しいカラー解説書(12シート)あり
東北大学総合学術博物館:展示案内 「その他の展示」氷河期の人類 石器と遺跡から見る仙台と韓国光州


「氷河期の人類」展に合わせ展示替えした故細野修一さんのコーナーには「愛猫」の可愛い絵が飾られていました。
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/news/hakase-index.html
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121207t15036.htm