2006-05-22から1日間の記事一覧

洞ノ口遺跡の血盆経

洞ノ口遺跡では15世紀(室町時代)の領主クラスの館跡の一画の溝跡から杮経(こけらきょう 木の札に経文を書いたもの 頭部三角形 2×19cmくらい、厚さ1mm前後)が溝中から大量に出土した。その中の多くが「仏説大蔵正経血盆経」と書かれたものを含む血盆経であっ…

「女人救済」経

仙台市宮城野区岩切の洞ノ口遺跡(どうのくちいせき)で多数の血盆経(けつぼんきょう)が出土しており、報告書(仙台市文化財調査報告書第281集)が刊行されたのを機に、この聞きなれぬ経について本などを集めて調べてみた。 室町時代から江戸時代の女性たちは死…

血盆経

飛んで