裸参り
大崎八幡宮へ、松焚祭(まつたきまつり)。この日、神火にあたると一年間「無病息災」という。留学生なのか青い目の善男善女も参加しているのは学都仙台らしいとも。
御神火に参拝するはだか参りは厳寒時に仕込みをする酒杜氏が醸造安全・吟醸祈願のために始め、江戸時代には定着していたとされています。河北新報によれば101団体2550人が参加したそうです。
全国的には小正月の火祭り行事で、民俗学的には「とんど」「サギチョウ(左義長)」と同類とされる。性格は正月飾りの処理を行なうとともに、正月の神送りとされるが地域により一様ではない(『日本民俗大辞典』)。
伝統保持の主役であった天賞酒造が川崎に移転してしまっため、市民有志が「仙臺伝統裸参り保存会」を結成。白いさらし姿に、含み紙をくわえ、鈴を鳴らしながら伝統を守る。
社殿でのお祓い
外からの祈りと中での祓い
日本の伝統が幼子に沁みこむ。
立ち並ぶ店も華やか。
伝統のダルマ
近年、最高の人出を体感。新聞によると午後10時までに7万8800人とのこと。
大群衆と参道の長い階段を登る(午後8時の気温2.9度。平年並み。データは河北新報)
ビルにも負けず威容を誇る鳥居