津波に耐えた丸山地蔵様


大川小の北上川をはさんで対岸付近の丸山地蔵尊石巻市北上町十三浜丸山)
は残っておりました。

石碑の詳しい由来によると天明の飢饉を経験して、備穀蔵を造ることと亡くなった人々の霊を供養するため享和元年(1801)に惣右衛門たちが完成したものという。

           にっこり
【データ】

津波のたいへんな状況のなか、向きを変えて踏ん張ったお地蔵さんが写っています!
十三浜小田・丸山地蔵、午後1時40分: 被災地の神社・寺院の状況
詳しい神宮威一郎さまの記録です。

北上川河口付近をめぐった震災から11ヵ月目の日のまとめ(120220追記)

                 (大川小から富士川北上川北上大橋方向を見る)
時間との戦いの中で、人々に最も迅速に危険を知らせる方法は?

北上川河口120211踏査記録の位置関係        (グーグルアースより)

地震で飛び立って、上空から、いち早く大津波を確認したであろう自衛隊
このような「津波はまさか ここまではこないだろう」地域(例えばこの追波湾から北上川下流)上空にヘリで飛来して“大津波が来る すぐ山や高い所へ避難してください”と呼びかけ(場合によっては着陸してでも)注意喚起したら、気づかない多くの人々が助かったのではないだろうか。突飛な夢想だが、今回の大震災で大きく国民の支持を得た自衛隊だったら今度はこのような動きができないだろうか。このような言説はあまり見かけたことがないが国家非常時の際は、これに近い動きができないものだろうか。
追波川から大川小(神戸国際支縁機構)

このこどもたちの遺品を見るにつけ・・
なんとして危機回避学・減災学を構築し
こどもたちと先生たちの霊に報いる必要があると思う。