「青銅器の美─銅鐸・銅鼓・銅鏡」展

皆様 明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします
地底の森ミュージアムの「新春特別企画」の紹介をいたします。

               (地底の森museum「青銅器の美」展ポスター)

                         (「青銅器の美」展パンフ一部 HPより)
仰韶文化(ヤンシャオ 中国の黄河中流域に存在した新石器時代文化。紀元前5000年から紀元前3000年)に生まれた土鈴
3900年前頃の中国大陸文化(龍山文化末) 危機を告げ、邪を払う「銅鈴」となる。
朝鮮半島に波及しシャーマンのカミを招く具となり、
弥生時代には日本列島西部で花開いた祭器─銅鐸になった。(その1割は江戸時代に加工され花生けとなった。)

約2400年前、同じく中国文化の影響でベトナムから中国西南部で生まれた文化
ステイタスシンボルとして誕生した銅鼓やがて東南アジアに波及し、なんと、現代まで祭礼の中に生きている。
アジアで花開いた「大切なもの」の素材「青銅器」の美をじっくり眺めてみませんか(20日まで 7・15日休館)。

             (銅鼓)
※室内は撮影禁止ですが、カラーパンフレット(無料)が置かれています。本写真は特に許可(広報)を得たものです。
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130105t15017.htm
地底の森ミュージアム ~ちていのもりみゅーじあむ~
http://www.smma.jp/event/%E6%96%B0%E6%98%A5%E7%89%B9%E5%88%A5%E4%BC%81%E7%94%BB%E3%80%8C%E9%9D%92%E9%8A%85%E5%99%A8%E3%81%AE%E7%BE%8E%EF%BC%8D%E9%8A%85%E9%90%B8%E3%83%BB%E9%8A%85%E9%BC%93%E3%83%BB%E9%8A%85%E9%8F%A1%E3%80%8D/

おすすめ本─尾関清子『縄文の布』(雄山閣

縄文の布―日本列島布文化の起源と特質

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縄文時代の編布研究の第一人者である尾関清子氏の集大成の本がついに刊行されました。考古学のみならず「編み」に関心のある方必読。
12000円と高額ですがそれなりの価値有り。80歳を過ぎて?の完成に尊敬の念大。
編みと織りの考古学(東海大学文学部)