2006-08-12から1日間の記事一覧

「新グレートジャーニー─日本人の来た道」は

現代史後追いの旅(関野氏) 氷河期の景観を期待して見たが、むしろ「現代」の国家や政治に責め立てられながら健気に生きる人々の姿が印象的。関野吉晴さんのサハリンでのテレビに出てなかった日本の警察軍隊に殺された朝鮮人の「痛恨の碑」と朝鮮人たちの「や…

富沢熊野神社

知られざる熊野社はここにもあった。 仙台市宮城野区富沢の富沢館跡の西端にあり、草茫々の姿に「現代」を感ず。

慈覚大師円仁の法系

重要なその根拠は出羽三山信仰では熊野と共通する観音(羽黒山)・薬師(葉山・鳥海山)・阿弥陀(月山)の本地仏のうち観音を千手観音から聖観音に変更しているが、像容が「慈覚大師円仁ゆかり」の比叡山延暦寺横川根本中堂本尊が用いられていることから「円仁と…

出羽三山信仰の成立に画期的問題提起

「熊野信仰と東北」展は仏像が一つのメインとキーワードになる展示(東北歴史博物館9月10日まで)。 全国に「3135」社もある熊野神社の約四分の一は東北地方にあるという(熊野三山協議会)。熊野が世界遺産になったせいか昨年秋の神奈川県博の「聖地へのあこが…

「熊野信仰と東北」展