南相馬市観音堂石仏からいわき市安波大杉神社


国指定史跡「大悲山石仏」のうち「観音堂石仏」の現状。


道は震災の亀裂が入ったままでした。


警戒区域に含まれる「観音堂石仏」の入口。瀟洒な家にも人の気配はありませんでした。


                         (福島県南相馬市小高区泉沢
[家を修築?していた地元の方との会話]
こんにちは
こんにちは
(石仏に関して教えていただいた後に)
こちらは放射線量はいかがなんですか
“うん たいしたことないよ0.4くらいだから 住めないけどね”
・・・
平安の世に刻まれたかとされる千手観音が「悲しげに」千手を広げているように思えた。東日本大震災で崩れ落ちた覆屋の後ろに。
http://www.mahoron.fks.ed.jp/bunkazai/314.htm


大悲山の石仏は健在でほっとしました。


そして、千年杉に出会えてよかった!


この大蛇伝説の背景には巨大自然災害があったのではないか?


そばの小屋に大蛇が..
この歴史ある文化の里の復興を心から祈念いたします。
http://www.minami-soma.com/kanko/modules/d3blog/details.php?bid=440
下記秀逸なブログのように直に見ることはできませんでした。
福島県南相馬市小高 泉沢大悲山薬師堂磨崖仏 - 愛しきものたち
 
ここから、いわき市は近いのですが、原発の事故のため、川俣町経由というたいへんな遠回り、雨は激しく、たどり着いた薄磯海岸。津波で多くの死者がでた廃墟の中で、小高いところに鎮座する安波大杉神社は悲しく煙っておりました。